“あとで読む”サービスの「Instapaper」がPinterestから独立

Instapaper」はMarco Arment氏が開発した「あとで読む」サービスの草分け的存在。そんなInstapaperを2016年8月に買収したのが画像コレクションサービスの「Pinterest」だったのだが、2018年7月にその所有権を手放し、Instapaperは独立することとなった。

InstapaperがPinterestから独立し、2013年にArment氏からInstapaperを買収したBetaworksで働いていた人物が設立したInstant Paperという企業にサービスの所有権が移譲される。なお、Instapaperのサービス所有権が移譲されることに伴い、ユーザーの個人情報取り扱いに関するポリシーも変更されることとなるため、所有権が移譲される21日前である2018年7月17日に、Instapaperの独立に関するアナウンスが行われたとのことだ。

Instant PaperはInstapaperを運営するために設立された企業であり、「所有者が変わってもInstapaperというサービスが大きく変化しないことを強調したい」とInstapaperは公式ブログ上に記している。

今後のInstapaperは、過去5年間以上同サービスの開発・運営に携わってきた人々により構築・維持されることとなるようで、「今後もユーザーの読書体験に焦点を当てた堅牢なサービスを提供し続ける」とのこと。

Instapaperは過去2年間にわたってサービス提供を支えてくれたPinterestに感謝の意を示しており、「彼らのサポートにより検索機能を再構築し、Firefoxの拡張機能を導入し、最新のモバイル向けOSなどへの最適化が行えた」と記している。

なお、海外ニュースメディアのTechCrunchはInstapaperが独立した理由について、「EU一般データ保護規則(GDPR)により2018年5月にヨーロッパでサービスを停止したInstapaperは、ユーザーの要望に応えていち早くサービスの復帰を目指しているから」と記しており、実際、InstapaperのTwitterアカウントは「我々はGDPRコンプライアンスに取り組んでおり、サービスをEU圏内のすべての人が利用できるようになることを願っています」とツイートしている。

 

 

 

Pics via gigazine Source via gigazine.net
  • 7月 17, 2018

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